栗本薫さんの お別れの会
7月20日に東京・九段で行われる栗本薫さんのお別れの会。
900名のみ、ということで、ハガキに栗本薫さんへの言葉を書き連ね、投函したのは消印有効となる当日ぎりぎりでした。
落選してもハガキはお供えしていただけるということでしたが、なかなか文章は浮かばないもので、書いても書かなくても折に触れ心の中で話しかけているので、栗本薫さんには通じているデショ、なんて思ってはいましたが……
9日、入場券代わりのハガキが早川書房から届きました。
色々郵便物が届いて、家人がそれぞれに郵便受けから持ってきては思い思いのところにおくので行方不明になる郵便物が多い我が家。
気を付けなくちゃ、と思っていた矢先のハガキの到着でした。
あっっ
と言ったきりまじまじとハガキに見入り、座り込んでしまいました。
覗き込んだ小学生の娘が 「よかったね」 と言ってくれました。
うん、と答えました。
900名の中には入れないと思っていたので、喜ぶべきことです。
でも、栗本薫(中島梓)さんは亡くなったのだよ、もういないんだよ、と改めて事実をつきつけられたようで……。
まだグイン・サーガは刊行されるようですし、ある同人誌はびっくりするほどのストックがあるとか。
グイン・サーガが刊行されなくなった時になだれのような感情に押しつぶされるのではないかと思っているのですが、お別れの会はその前触れのようなものでしょうか。
そもそも、グイン・サーガは終わらない物語だと私は思っていました。
どこかにあの世界はちゃんと存在していて、栗本薫さんを通じてあの世界の人々の消息を知ることができていましたが、夢の回廊がなくなったことにより消息を知る術がなくなっただけ……
でも、もっともっと、物語を聞いていられると思っていました。
今でも、ことある毎に、何かにつけて、栗本薫さんを思いだし、お好きだろうか、どう仰るだろうか、あんなことがあった、と考えて……
ああ、もういらっしゃらないのだ、と愕然とする
そんな繰り返しです。
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