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落ちていた猫

 今日で、猫と暮らしはじめて2年になりました。

 我が家は3年前の春にリフォームをしたのですが。そのちょっと前から、「猫を飼いたいね」という話しが持ち上がりました。で、思い立ったらすぐにカタログの我が家なので、猫の本を買ってきて家族5人で銘々勝手にどの種類の猫を飼って名前はどうするんだと夢を描いていました。つまり、5通りの夢が描かれていたわけです。いえ、1人ひとつに絞れなかったからもっと沢山の夢…妄想?が描かれていました。

 私としては、血統書つきのロシアンブルーを飼ってみたくて、ブリーダーさんを訪ねて沢山のロシブルの子猫の中からフィーリングが合ったのを……と、そこまで夢を描き、勿論、名前も密かに決めていました。
 リフォームを担当してくれていた建築士さんには、リフォームしてから猫を飼い始めるなんて聞いたことがないと言われてしまいましたが、私たち家族の妄想はふくらむばかりでした。
 でも、私とオットは「夢見るだけ」という気持ちが強かったんです。だって血統書つきの猫を買おうとするとお高いですから。勿論命ですから、それなりのお値段にはなるでしょうけれど、でも……ね。

 

 な、なのに。息子が野良ちゃんを見つけてしまったのでした。
 正確に言うと、息子のクラスメイトが朝登校するときに公園で猫を見つけ、そのまま学校に連れてきたそうなのです。で、クラスで飼い主を探そうとなり、息子が「うちで飼えるかもしれない」と名乗り出たのでした。
 ロシアンブルーを飼うつもりでいた私には寝耳に水。でも拾ったお友達はアパート住まいで猫は飼えないとか。近所だというそのお宅を訪ねると、ほんとにちっちゃい子猫が外に置かれていました。家族に猫アレルギーの人がいるのだとも。
 誰が引き取るとかはおいておいて、健康診断を兼ねて動物病院に連れて行き、猫をさわるなんて生まれて初めてに等しい私は獣医さんに色々質問してしまいました。

 で、この子猫はまだミルクしか飲めない小ささであること。離乳食の作り方と与え方、トイレの仕方(排尿も排便も手助けしてやらないとだめでした)なども教えてもらい、そのまま我が家へ連れてきてしまったのでした。
 最初に猫を拾ったお宅は共働きのおうちで、親御さんは動物病院に連れて行く暇がないとお子さんから聞いたので、「さらっていくわけではないけれど、病気だったら困るからちょっとだけ預かるね」と断ってからでした。
 でも夜になってから電話で話したところ、ひきとったことを感謝されてしまい、結局そのまま我が家に。まぁ、動物の赤ちゃんてかわいいですから、見にいった時点で予感はしましたけれども。

 トイ・プードルとインコは赤ちゃんから育てて離乳食の面倒もみたことありますが、その時には子供だった私のそばには両親がいて、相談相手になりました。
 が、猫は初めてだし、私より年長なのはオットだけ。手のひらにおさまってしまうちっちゃな子猫はさわるのもこわいくらいでした。
 ミルクを飲ませるのも大変で、ミルク缶に書いてある規定量を飲み終わらないうちに眠られてしまうことが毎回で、満腹なのか疲れ果てているのかミルク飲む元気もないのかまったくわからず、そのうち死んじゃうかも なんてヒヤヒヤもしました。ヒヤヒヤどころか、何回も「きっと明日の朝には死んじゃう」と叫んでど~しよーとお手上げ状態の私に代わって、オットがどれどれと世話を焼く、ということもしょっちゅう。初めて子供を授かった時みたいでした。
 

 そんな時をへて、病気もなにもせず、すくすくと育って丸2年。いまだにトイレが不完全な凶暴猫ですが、立派な家族の一員です。
 「拾ってきた」
 というよりも
 「落ちてたから(飼ってる)」
 と言うのが私のお気に入りの言い回しです。 最初に言ったのはオットなんですが。 天からのもらいもの、みたいで好きなのです。凶暴ですけどね。

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コメント

藤娘さん こんにちは
お話は‘小鉄’ちゃんですよね?
さぞ愛らしい子猫だったんでしょうねー

投稿: マーサ | 2005年10月16日 (日) 15時16分

マーサさん、こんにちは(^^)

はい、小鉄のことです。
動物の赤ちゃんて、どんな子でもかわゆいですよね~。←びみょ~な答え方(笑)
目を開けてるときはフラッシュはまずいんじゃないかとか考えまして、それでも撮影はしているんですがまともな写真がなく、あっというまに大きくなるしで後悔の嵐です。
5キロの小鉄を両手に抱えて、片手に乗ったよな~と思い出にふける私たち家族なのです(^_^;)

投稿: 藤娘 | 2005年10月16日 (日) 16時52分

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