« 初舞台 | トップページ | 夏休みの宿題・後日談 »

役員放浪記【小学校篇・3】

子供会役員で体調不良に見舞われたにも関わらず、『子供1人につき1回』という暗黙のナントカを遵守すべく、また“今度は楽しく活動できるに違いない”と信じて(夢見て、ではない)小学校での役員の座を勝ち取った私
  ……という所までを前回・【小学校篇・2】にて書きました。

4年生の長女(当時)のクラスで受けた役員、広報委員。私は副委員長。
委員長は昨年度に引き続いての同じ委員会なので、勝手もわかっていたし活動はスムーズに始まりました。

広報紙の発行は年に4回。
初回が新年度役員紹介号で、2号目では特集を組むということでページ数が1番多め、3号目は年度末で卒業特集になりがちだけれどつまらないからやめよう、4号目は4月になってからの発行で新年度の先生紹介号、と枠組みもすんなり、チーム分けもさくさく進みました。

普通の保護者ではなかなか見聞きできないことを記事にしようと心がけたり。
人に読んでもらう文章を書くということで、あらためて日本語の表現について考えたり。
普通に新聞を読みたくても見出しやレイアウトに目がいってしまったり。
PTA会長に原稿を依頼すると、所定の原稿用紙に書いてくれないどころか、規定の行数や字数をまったく無視してのワープロ打ちであることは不思議でした。嫌がらせ?な~んて考えてみたりも。

広報紙発行の手順はといいますと。
ページ数・テーマの決定。
大まかなレイアウト決め。どのページのどこに何の記事、といった具合です。
取材と原稿書き(取材した人が原稿を書くのが当然としたいのですが、お母さん達の集まりなので都合がつかず、メモを参考に他の人が…ということもありました)。
印刷屋に原稿と写真を渡すと、完成品と同じできあがりの、でもお試しということで10何部しか印刷しない『1稿』が出来上がります。
これを大勢で読み合わせをしながら校正。校長もしくは教頭にも目を通してもらいます。
『1稿』を印刷屋に『戻し』て、最終的な印刷のゴーサインとします。

学校行事の取材にあたっては勿論学校側の許可をいただいてからあたるわけですが、『1稿』のチェックを学校にも、というのは最初驚きました。
書いているのは保護者である私たちですが、先生の手をお借りして児童に配布するものですから学校も無関係とはいえませんが……なんだかちょっと嫌な感じはしました。検閲という雰囲気だったので。でも大きな修正を要求されることはなく、何事もなく過ぎていきました。

素人がいきなり広報紙を作るわけですが。
講習会が市のPTA連合会で用意されており、都合がつく広報委員で参加しました。
また、読売新聞も長年PTAの保護者用に講習会を開いています。私は委員に決まった直後に、東京・大手町の読売新聞社で開かれた講習会に1人で参加してしまいました。と~っても意気込んでいたのです。スクープをものにするには、なんていう裏話的なお話があったり、懇切丁寧な厚いレジュメもあったりで面白いです。とりわけ埼玉のPTAは広報紙作りに熱心で、埼玉県用に講習会も開いていますと言うことでした(そう、後日わたしは読売の記者さんが講師の講習会にまたもや出たのでした。東京までわざわざ行く必要はなかったのです。講師も別なら話も別なので無駄とは言いませんけれど)。
その時の資料を処分してしまったのでうろ覚えの記憶なのですが。
普段見聞きできないことを記事にしてこそ。学校という一種閉ざされた世界に風を送り込むのが広報紙、と教わった気がします。
見出しの付け方、レイアウト、写真の構図も教えていただけます。広報紙作りに携わっていなくても、なかなか興味深く思える講習でした(クドイですね、失礼)。

4回発行するにあたってチーム分けをしましたが。
長と副はどの号にも参加しました。
運動会の取材では、雨天順延で平日に開催されたために家族で観覧ということができなかったので取材チームでお昼も一緒したり。 
1稿のレイアウトがどうしても納得いかないという委員長の拘りで、印刷屋泣かせ、まさかのレイアウト変え!という荒技をやってのけたりもしました。朝の10時頃から近所のファミレスで鉛筆と消しゴムとのりとハサミと原稿広げて……。店員さんもびっくりだったでしょうね。ランチもデザートも食べたから許して欲しいです。委員長の拘りって、それじゃ自己満足でしょうと言われるとツライのですが、なかなかの面白い作業でした。
校長が天然記念物に指定されている?犬を飼っていると聞きつけて、けっこうページをさいた記事を書いてみたりも。次々と訂正が入り(言いたいことがまだあった、と)、記事がどんどん長くなっていくのは楽しいやら大変やら……なんていうこともありました。


なんだか楽しい思い出を書いていたら、長くなるばかりでヤマ場に行き着きませんでした。
次回に続く、ということで……。

|

« 初舞台 | トップページ | 夏休みの宿題・後日談 »

「役員体験記」カテゴリの記事

コメント

リクエストをお受け頂きましてありがとうございます(^^)/。
でもほんとうによく覚えていらっしゃいますね。
私も広報を小学校の時に一度やったのですが、ここまで詳細には覚えてません…。もっとも、仕事をしていたので、出た委員会で校正などはしたものの、最終的に印刷屋さんに持って行ったりするお仕事は他の方にお任せしていたので、大したことはしていないせいかも知れません。

学校のチェックはやはりそう感じる事は致し方ないですが、必要ですね。学校としても、学校の広報誌として出すものを全く見ないで発行させてしまうというのはあり得ないことでしょうから。問題なかったとのことですが、こちらでは直されることは結構頻繁だったようです。それで意見が食い違って大変だったそうだということも一度聞いたことがあります(これは中学ですが)。
私もPTA実行委員会の「実行委員会だより」を副会長交代で出しますが、それも学校の細かいチェックが入ります。校外に出すわけではなく生徒に配るものですけれど。

次回を楽しみにしています!0(^-^)0 ワクワク。


投稿: 明日香 | 2005年12月 4日 (日) 11時44分

明日香さん
私の思い出話にリクエストをお寄せくださってありがとうございます。
明日香さんのような簡潔…というか要所要所を押さえている語り口が理想なのですが、私はあれもこれも説明しないと気が済まないみたいです。
次回で終わる予定で書いていますが、どうなりますことか(^^;)

広報の仕事は、副委員長だったのと好奇心ゆえに会計以外のことにはほとんど首を突っ込んだので、大まかながらも覚えているのだと思います。間違いもあるとは思いますけれどネ。

投稿: 藤娘 | 2005年12月 4日 (日) 14時37分

私、広報だけはやったことがないので
とっても興味深く読ませて頂きました。
『ヤマ場』も期待してます。

投稿: 初雪 | 2005年12月 4日 (日) 23時48分

初雪さん
興味深かった、と言ってもらえると嬉しいです。
ありがとうございます(^^)

投稿: 藤娘 | 2005年12月 5日 (月) 13時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121661/7451702

この記事へのトラックバック一覧です: 役員放浪記【小学校篇・3】:

« 初舞台 | トップページ | 夏休みの宿題・後日談 »