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宝塚花組 「ファントム」

愛するオット(買い物して夕ご飯も作ってもらったし、駅への送迎もしてもらったし、いつものことではあるのだけれどたまにはブログ上で感謝の気持ちを記しておこうと思う私)が入手してくれたチケットで、
宝塚花組公演 「ファントム」
を観劇してきました。
宝塚を1階席で見るのなんて、とても久しぶりでした!
19列目でしたが、もう快適!
…それでもオペラグラスは使用しましたけれどね。

宝塚での「ファントム」は再演。
初演の宙組公演も、一応観ています。
初演と今回とでは、主役のファントムの役作りが違う(演出が違う、といったほうが正しいのでしょうか)、とか、主演娘役さんが…とか色々聞こえてきたり、情報を見聞きしていての観劇でしたが。

思いつくままに感想を述べますと。

出雲綾さんのカルロッタ
パワーアップしてますよね?
初演の映像を見返したくなる、強力カルロッタでした。
ビストロでクリスティーヌが歌って、契約内容を教えろと迫って、コーラスなんかじゃなくて…というくだり、ぞくぞくするほど面白かった。

夏美ようさんのショレ
初演時ではノミの夫婦然としたショレとカルロッタでしたが。
はっちさんのショレは姿がよくて惚れ惚れ。でも恐妻家で。いいです(ただのファン)。

真飛聖さんのシャンドン伯爵
高貴な香り漂う、誠実な、でも貴族のおぼっちゃんの鷹揚さも備えた青年でした。
驚いても声を荒げることのない(キャリエールが首になっていたことを知ったときや、クリスティーヌが衣装係をさせられていると知ったときも)、優しいフィリップ。
なので、ファントムをその腕に抱いてクリスティーヌが看取ったとき、そして見送った時…シャンドン伯爵の苦悩に満ちた顔が印象深かったです。
立ち姿もすっとしている、というのでしょうか。 
星組っこのまとぶんをなぜに組替え…なんて思っていた私でしたが、安蘭さんと同じ組で輝いているより、断然正解だったと思えました。

彩吹真央さんのキャリエール
専科からもっと大人を起用していたらどんなキャリエールが出来上がったのか、という想像も魅力的ですが、申し分のないキャリエールだったと思います。
このごろ、なんだかめきめき成長中…?なんて、ファンの方に言わせれば今頃な発言なのでしょうが、安心して見ていられました。やはり低めでゆっくり喋る声がいいのかも。

桜乃彩音さんのクリスティーヌ
頑張って~~~! と声援を送りたくなりました。
登場シーン、もっと溌剌としていていいのではないかと思うのですが、わざと?
あのクリスティーヌを見いだすシャンドン伯爵は先見の明があるのですね。
オペラ座を訪ねてきても、クリスティーヌの声はかぼそくて、頼りなげ。ファントムに歌を教わるようになってビストロに行ってもおどおどしていて、でもファントムの助けを借りてのびゆく歌声。……そう考えれば、(登場時は歌声が弱々しくても)納得。
あ、仮面をとったファントムの顔を見て、クリスティーヌは悲鳴をあげずに駆け去ってしまったのですが、これは今回の公演とおしてそういう演技なのでしょうか。息を呑むような、声にもならない声はあげていましたが。
悲鳴をあげてしまう演出には初演時から疑問でしたが、やはりここは、彼女の短慮を印象づけるためにも悲鳴があったほうがいいのじゃないかと思うのですが……。

春野寿美礼さんのファントム
何も申し上げることはございません。
仮面をとった顔をみてクリスティーヌが逃げ去ってしまった時の慟哭。迫力でした。

その他、演出と音楽…
最初にブケーが死んでしまったのは事故のような演出になっていましたが。
それって、ファントムの無邪気さを表しているようで、でも後々矛盾があると思うのですよね。ブケーの死は規則を破ったからだ、という手紙は、まぁ死体の処理に困ってこじつけたからだとも解釈できますが、キャリエールに対してさえファントムは「自分の許しなしに地下に来るな」と怒りますよねぇ? 細かいこと考え過ぎかしら、私(^^;)

ビストロでの成功を喜んで、クリスティーヌとシャンドン伯爵が夜の街で歌うシーン。
ヨーロッパの香り漂うこのミュージカルの中にあって。
初演時、ここの歌だけがアメリカしていて、とっても違和感がありました。
宝塚用に書き下ろしたとか聞いた記憶がありますが、断れなかったのかな? とか考えちゃったりして。
今回、とっても心配していたのですが、全然違和感なく舞台は進行。
あれ? 曲、変わりました?? 

邪道な見方
花組といえば。
私の場合、みつるくん こと、 華形ひかるくん!(あえてくん付けさせていただきます)
ファントムダンサーズ、じゃなくて従者役のみつるくん。
いいですよ~。
あまり作り込みすぎていないヘアスタイルもいいです。
黒髪似合ってます!
銀橋にじゅびれちゃんがいても、センターでトップさまのオーラを放っていても、オペラでみつるくんを追いました。迷うことなく(いや、時々オペラ外してじゅびれちゃんを見ましたけど)、みつるくんです。

しなちゃんを見ると途端におじさんになってウヒヒと姿を追う私ですが、みつるくんの時は(実年齢もおばちゃんですが)おばちゃん度をアップして目の保養だのぅ~、と鑑賞しています。研鑽をつんで、成長してくださいね、みつるくん!

本日の団体様
私のななめ前方に、年代が高めの、昔の乙女様がたが……。
なぜか。
ファントムのお母さんが赤ちゃんを抱っこした途端、どよっと笑い声が。
なぜ??
フィナーレで。
じゅびれちゃんが、トップさまの羽根を背負って出てきたら。
おおっ とどよめきが。
このどよめきなら分かりますよ。うんうん、豪華だもんね。
のるさんが、いっくら脚を高く上げて踊ってもだめなのに、大きな羽根を背負うとどよめきが起きる、みたいな発言をされたことがありますが……無理もないです。こんな豪華なモノ、宝塚以外ではそうそうお目にかかれませんもの。

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