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「演じる」楽しさ

娘の演劇発表会に行ってきた時のことです。

3年生は夏の公演を最後に引退していたのですが、部長さんがおうちの方と見に来てくれていました。
ただ1人の男子部員だった前部長さん。
自宅から車で約1時間の会場へ来てくれて、帰りは現役部員を乗せて中学校まできて、大道具を運ぶのを手伝い……と最後まで立ち会ってくれました。

次の公演は来年3月の、3年生を送る会ねと現役部員たちが確認しているときに、

 おれもでた~~い!!

という言葉が彼の口から。

出る? 出てよ!
なんて、顧問の先生が応え、後輩達もワクワクした様子で見守っていると、

 だって今日楽しそうだったんだもん! 出る!!

と。
彼の言葉を聞いて、うん、演じるって楽しいもんねっ! と顔がほころんでいました。
私も高校生の時に弱小演劇同好会を立ち上げ、勉強のためにと市で行われたワークショップに参加したり、その仲間達で劇団をつくったり……と、ほんのちょっぴりですが演劇に首をつっこんでいた時期があるので、勝手に前部長さんの気持ちを想像して共感したのです。

台詞がある。
ということは、言うべき言葉が決まっていること。
普段は、こんなこと言ったらどう思われるかしら? とか、こういう言い回しで誰かを傷つけないかな? なんて考えすぎてしまって、言いたいことを全て言うわけにいかない私。
それは大人でも子どもでも、大なり小なり誰でも考えることなのでしょうけれど、ええかっこしぃの私は、笑われたり呆れられたりするのを極度にこわがっていたと思います。

でも、
台詞があるときは、その台詞をいえばいい。
ト書きのとおり動けばいい。
人目をはばかる必要がない。思惑も関係ない。
すごく開放されていた……と、思います。

勿論、一つの台詞には何通りもの表現の仕方があるし、演じるというのは1歩踏み出さないとできないことでもありますよね。
「ガラスの仮面」のまやちゃんのように瞬時に別人になれるわけもなく、というか、足元にも及ばない凡人でしたから、演じられなくて、意味がわからなくて、「違う」のはわかるけれど自分の理想に近付くためにどうすればいいのかわからなくて、と、色々なことで途方に暮れ続けていましたが、それでも、今思い出すと全てが素晴らしいという(笑)

自分の器の小ささも忘れて、
演出に首をつっこんでみたい、とか思い始めている私がいるのでした。
やっぱり好きなことって、いつまでも好きですね。

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