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映画【パフューム ある人殺しの物語】

先日見てきました。
見たいな~、と思っていた時にたまたま友人と会い、即座に計画、実行!
……このごろ、私としてはとっても!映画づいています。

パンフレットの写真を載せようと思ったのですが、携帯ではうまく撮れないので今回は残念ながら。やっぱりちゃんとしたデジカメで撮ろうかな、と思います。カメラに慣れるためにもね。

さて、映画。
あらすじを某所で読んでいましたが、 うゎ~ の連続。
びっくり。
美しい。
でも……。

面白かったです。
自分自身の記憶のために書き留めておきたいのですが、ネタバレになるので久々に分けます。
以下はネタバレありますので、ご注意くださいませ。

* * * * * * * * * * * * * * 

超人的な嗅覚を持つ主人公が、劣悪な環境にまけず生き抜いていき、ある日生きる目的を知る。それは香水を作ること。しかも、その香りとは……
という物語。
悪臭ふんぷんの魚市場で売り子をしながら母親に産み落とされ、でも川に捨てられる前に産声をあげて殺されることは免れたものの、母親は「子どもを殺そうとした」罪で死刑に。
引き取られた孤児院で育ち、大きくなって邪魔になったので革職人へ売られ、売った直後に孤児院のマダムは追いはぎにあって絶命。
偶然に会った調香師にその才能を認められて革職人の親方から離れられるものの、調香師から多額のお金をもらった直後に親方は絶命。
生き物の香りを抽出するための技術を学ぶために弟子を送り出した直後に、調香師の館は崩れて絶命。

……主人公が殺人を犯す前から彼の周りには死がつきまとっているんですね。

革職人の親方の元で働いているときに街に出た主人公は、赤毛の娘の香りに魅せられる。
仕事をしている彼女の背後から近付き、触れんばかりに匂いをかいでいるのになかなか気付かれないのって、映画とはいえ都合がよすぎでは……と思っていましたが、彼には体臭がなかったのね。なるほど~、うまいな~、なんて見たりして。

その娘の匂いに魅せられて、香りを保ちたいと願い、人生の目的を持つ主人公。
…近付かれた娘が悲鳴をあげようとし、慌てて口をふさいで殺してしまうのね。で、死とともに香りも失われてしまうのだ…

弟子入りした調香師の元を旅立った彼はアルプス越えの途中で、香りのない場所にたどり着く。
何キロも先の匂いまでかぎ分けられる彼は、初めての安堵を覚える。

…のだけれど。
映画では、野宿するために辿り着いた岩場で眠り込み、次のシーンでは髪もひげもぼうぼう。
パンフレットには「翌朝」とあるけれど、絶対数日以上たっているよね~?

香りの職人の町、グラースに着いた彼は、『あの香り』に再会する。
そして、人から香りを取り出す、という作業にとりかかる。

『あの香り』の持ち主である娘、ローラ役の女優さんが15歳と読んでびっくり。
主人公・グルヌイユを演じているのも新人に近い俳優さんらしいけれど、実力を持った人は本当に沢山いるものです。

必死に逃げるローラ父子だけれど、主人公はとうとうローラからも香りを抽出し、目的の香水を作り上げてしまう。
それは、死刑執行人や連続殺人への怒りに猛り狂う民衆達までも一瞬にしてひれ伏させてしまう香りだった。


ローラのお父さんまでもが香りにひれ伏すのにはびっくり。
てっきりお父さんに殺されると思ったんだもの。
それにしても、香りに酔った人々が博愛主義になる?シーンはすごい。あれってCGとかじゃなくて、実際に人間が演じた映像なのかしら。目をこらしちゃったですよ(^^;)
産まれた場所に帰り、香水をかぶった彼がああなってしまう、というラストにも息をのみました。
原作の小説を読みたくなる映画でした。
香りについて、筆舌をつくして語られているのかな。圧巻でしょうね。

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コメント

こんばんは、
私もパフューム見ましたよ!
これはずいぶん前に原作読みました。
どんな場面もグロテスクではなく美しかったですね。

例の場面は、実際にエキストラが演じているそうです。芸術性の高さから、R指定にもならずあっさりと通ったそうです。

私もお父さんだけは、香りに負けず追い詰めていくのかと思いました。

誰もがひれ伏す香りって、どんな香りなんでしょうね…

投稿: しゅまり | 2007年3月19日 (月) 00時53分

しゅまりさん
実はしゅまりさんの日記で初めて「パフューム」を知ったのです。で、どんな映画だろうと興味を持ちました。
小説も美しいんですね。
映画でも、魚市場もねずみの体内もひと味違った感じを受けました。映画化権の争奪戦が繰り広げられていたというのも頷けます。

例の場面(しつこくて失礼)、すっごい人数ですよね。すごいなぁ~。

そうそう、誰もがひれ伏す香り、どんななんでしょうね。
人類愛に目覚める香り……想像のしようがありません。

投稿: 藤娘 | 2007年3月21日 (水) 00時37分

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