10月6日土曜日、さいたま市文化センターで行われたさいたま公演を昼夜2回とも観劇してきました。
とりあえずというか勢いでチケットを申し込んでおいて、行く間際になって「会場はどこかしら?」とネットで検索する最近の私。
便利な世の中になりました。
さいたま市文化センター、意外に近くて驚きました。
入り待ちに行くにもそうそう苦ではない……はずなのに、今回ガードは参加せず。
大人しく観劇のみです。
マチネは3階席。
でもそんなこと、些細なことですよ。
3階席から、なるべくオペラを覗かずに全体を見るように努力してみました。
お芝居のプロローグで全員の刀の構え方を見渡せたりして、なかなかよかったです。
宇都宮で買い損ねたグッズも、たーくさん買ってきました。
とはいえ、限定グッズはバッグくらいでしょうか?
勉強不足だったので一通り見てみましたが、
・バッグ
・サイン入りブロマイドはAとBを1セットずつ。
・切手シート?(水さんの色々な役柄の顔写真つき80円切手が10種類入っていました)
・歌劇を買っていなかったので歌劇
・新作のモノクロ歌劇カバー
・DVDつきTAKARAZUKA REVUE 2007
……これだけ買うと、全ツのチケット1回分くらいありますよ。いい客なのか、もう1回観劇すればいいのか判断できません。気が済んだからよしとします。
さて、観劇日記はといいますと。
実は初見の宇都宮では6列目だったせいだと思うのですが、総司の下駄の音がとっても反響していてすごく気になってしまいました。なんだか、水さんも困っている気がして(私の思い込みです)、玉勇と初めて会って傘を借りて、花道とは言わないのでしょうけれど、舞台袖にすぐに引っ込むのではなく、ちょっとだけある長く伸びている袖?へはけていくときに頭をかかえたくなるくらいの思いでした。
でも今回はそんなこともなく、水さんも落ち着いて見えて(私の思い込みです)、安心して見ることができました。
…しなちゃんの声が大きいのは変わっていませんでしたけどね。
何回見ても、ご隠居さんがひっこむところや、総司と玉勇のデートを目撃されたところや、「えらい強力なライバル?がいてはるえ」のシーンで笑えます。下級生の場面ではないですから当然なのかもしれませんが、安心して見ることができるっていいですね。
安心して見ることができるシーンはほかにも。
柊巴さん演じる桂小五郎が池田屋襲撃を辛くも逃れて、幾松が持ってきた着物に着替えてほっかむりをするところ。
緊迫したシーンで、セリフあり、お着替え有り。
とっても難しいシーンだと思います。
でも堂々と演じきってます。
「歌劇」には稽古時のできなさ描写が載っていますが、信じられないくらい。
背が高くてお顔が小さいので、線が細いというのはこのことか、という感じですが、いやいや意外と…という感じで素敵です。申し訳ないですが、「星影の人」でやっと認識できたジェンヌさんですが今後が楽しみですね(なーんて偉そうでごめんなさい)。
水さんの総司、素敵です。
命の期限を聞きに行き、刀を取り上げてどうしても、と気色ばむのはもう少し緊迫したシーンになってもいいのではないかと思いますが。でも総司だからこそのあんな感じでしょうか。
死期を聞いて、「こわいですね」と下を向いて答える総司。
潔さと、弱さを取り繕わないところと、そこからはい上がっていこうとする人間性。
踊りで表現したり、歌で綴られたり。切ないです。
ショーも滞りなく。
歌い踊る水さん、言うことございません!
いくらでも踊ってください!! という気持ちです。水さんにしたら酷な言葉かもしれませんが。ファンは欲張りなんですよ。
ソワレでは、ショーで水さんがとなみちゃんをリフトするところ…縦に回した後だったかしら? となみちゃんが着地したら、水さんたら両手を前でひらひらさせるような、無事に成功!みたいなジェスチャーをしたみたいでした。
マチネではなかったと思いますが……。
ダンサーである男役さん…わたるくんに続き水さんと組むとなみちゃん。頑張って~!
でも、マチネもソワレもリフトのところでは拍手が入って、大盛り上がりでした。
宇都宮では拍手したいと思ったのですが、できなかったので。
ソワレの幕が降りる時には水さんが「ビバ、さいたま~!」とまで。
マチネとソワレを見たので、ごあいさつがどう変わるのか、というのも楽しみの一つです。
まずマチネ。
組長さんがご当地出身者を紹介します、と切り出して、1人1人ご挨拶する様子は普通でした。5人もいたのにはびっくりしました。大好きなしなちゃんもさいたま出身だなんて、同じ埼玉県人としては嬉しい限りです(でも私は千葉県生まれなので、千葉県人としての気持ちの方が強いかも)。
ご挨拶がおわり、組長さんの締めは「5人の埼玉出身のジェンヌを、そして5人も(も、を強調)埼玉県人がいる雪組を、よろしくお願いいたします」…だったかしら。
拍手、盛り上がりました~。
水さんのご挨拶は。
宝塚には温泉があります。温泉につかって観劇三昧、身も心も癒されにきてください
…というようなことを。
続けて2回見ると、メモもとっていなかったので一緒くたになってしまいますね。
さてソワレ。
組長さんが1人ずつ名前を呼び始めて、トップバッターが副組長さんでしたっけ? 「Joyful」の振りを一節?踊って決めポーズ!
拍手喝采でした。
続く皆さんも、それぞれに1歩どころか2~3歩前に出てきながら踊ってそれぞれ決めポーズ。気障ったり、可愛く決めたりと、客席からは歓声と拍手が!
水さんもあの大きな羽根をしょっているというのに、身を2つに折るように大受けでした。
組長さんの締めは「ご期待通りの5人でございます」ここで客席、またもや大きな笑い。
マチネと同じような主旨の、でも違う表現でご挨拶をなさったのに、もう失念しちゃいました。
水さんのご挨拶がとんじゃいました。残念! なんて仰ったのだったかしら。少なくとも、温泉云々とは言ってませんでしたよ。ああ~私のバカバカ!!
さて、マチネが終わってソワレが開演するまでたったの1時間。
見る側としては時間つぶしの心配をしなくて助かりますが(お腹が減ったら困ったかもしれませんが)、出演者さんたちは大変でしょうね。全ツで回るような会場の楽屋は快適とはいえないでしょうし。
長いような全国ツアーも残すところ数カ所。
私は埼玉がマイ楽なので、しばらくは水さんとお別れです。
元旦に水さんにお会いしたいですが、高校受験をひかえた我が子がいるので東京にいらっしゃるまで大人しく待ちます。
この日は、偶然にも電脳の世界で知り合った方と一緒だとわかり、観劇後に食事をしながらいっぱいお喋りを楽しんできました。
お会いするの、3回目くらいなんですが……優しくて、素敵な方です。こういう観劇後のお喋りも醍醐味ですよね。
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