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ソロモン・マリポーサ2回目

本日10月28日、マチネを観劇してきました。

2週間ぶりの観劇です(正確にはあいだに新人公演みてますけど)。

本日のお席も1階21列。
……前回(初回)もこの列だったんですけど?
前回は決められていて、今回は抽選という名前の偶然です。ど、どーいうこと?指輪の呪縛sign02 しかも、会席だったのですが、チケットを受領するために並んでいた時の隣のお姉さんが席も隣にwobbly すごい偶然ですね~! と気さくなお姉さんと一時会話が弾みました。

閑話休題。

前回の記事で訂正があります。
ショーのラスト、セリ下がっていくガスパールは回転していませんでした。
ちょっと横を向くような感じ? いやいや、思い込みはおそろしいですね。

出がけにパンフレットのその場ごとのタイトルを読み、説明を一読。うろ覚えでしたが、なるほど、1回目より深く色々想像することができたかも。とはいえ私のことですから、水さんがほほえめばうっとり、厳しい顔をすればキューン、ってな具合でなんにも考えられません。なにしろファンですから。痛いくらいのファンなんですよ。

今日のマリポーサもあつかったです。こゆかったです。
私なりの解釈がいりまじった愛あふれる説明をきいた腐女子の長女が、
ニゲテーーーーーー!!
と叫びました。腐女子警報だそうです(爆)。
誰がどこから逃げりゃいいのよとトロい母が聞きましたら、「一般のお客さんが劇場から逃げないとっ」とのことでした。
う~ん、長女を観劇させるのが楽しみになってきました。ちなみに、ノルさんのサヨナラ公演を中継でみて「宝塚に入る」とバレエを始めた長女ですが、「身の程をしりました」とかで宝塚は観るものと決め(宝塚入りを応援していた夫から、レッスン代返せと迫られています)和央さんにはまり、今では柚希礼音ちゃんファンです。

第2段の閑話が休題したところで、私の腐った愛あふれる感想を。
まじめなこと書きたいですが、だめです。ヨコシマ心が邪魔をします。
読んでも私を嫌いにならない方だけどうぞ。

ソロモンの指輪。

スカステで山科あいちゃんの特集番組をちらみすることができ、「ショーの中で新しい道に向かっていくというシーンをいただき……」と聞きました。らぎちゃんと銀橋を渡っていくあのシーンのことだよね? と心にとめ、忘れることなく観劇できました。
うんうん、たしかにそうです。 あの場面の歌もそういう歌詞になっていましたし退団する2人のためのシーンになっているのですね。
きむちゃんこと音月さんの表情がどれも素敵で目を奪われそうでした。
最初のほうで、手すりつきのたか~いセットの上で高慢な顔で踊っているガスパール・水さん。この、ひとを見下すようなお顔がたまりません。
パンフレットの解説を読んだせいか。ひとを惑わす底知れぬ力を秘めた指輪は、海にただよっている果てに何かに気付く。すると世界は寂寥に満ちていて今まで手にしていたと思っていたものはなにもかもまやかしだった……。  なんて感じてしまいました。
ショーの中盤?終盤ちかく?に、ゆみこさんときむちゃんの歌で水さんが踊るところはいいですね~。歌もすごい。踊りもいい。全てがぴたっとはまっている気持ちよさを感じます。千秋楽までこの緊張感を保ってほしいです。

マリポーサの花。

これはね。
あれだけこれでもかっ!というくらいに舞台に登場しているマリポーサについて、なんの説明もなくていきなり「生きている証にこの花を贈る!」とかって告白されてもなぁ~、と思わないでもないですが。大学生くらいの娘がいるっていうマフィアさん、ちょっと若くない?とか、外国のクラブでも従業員が朝礼やるの?とか、素人さんだった姉弟がすぐに踊り手と歌手ってどうなの?とか←こんなに誰も彼もすぐに舞台に上がれちゃうのでは、「オーナーなのに舞台でも踊る」ネロ・水さんの不思議な魅力が半減しちゃうと思うんですよね~とか、まぁ、いろいろ、色々、思うわけですが……

それでも好きです!

歌劇誌の劇評で珍しいくらいこきおろされていたけれど、そんなのベルばら2001の時にも感じたもの。脚本がどうのこうのは、もう劇団と作家に精進してもらうしかない。役者の力業、熱演でもう、すべて及第です。

この公演で見るべきものは。
それは、男同士の絆。
もう「友情」なんて単語では表現しきれません。

戦いの場面。
ネロは闘って、闘ったその先を見ています。厳しいけれど、何があっても諦めない、という不屈の決意。
一方エスコバルは何かを見つめているけれど、途方もない壁があるような絶望感みたいなものが。投げやりとは違い、ネロについていく気持ちはある。言われるがままではなく、勿論ネロの優秀な副官としての気力も実力もある。けれど、この展開(闘い)はそもそも無謀だと思っていたわけであって、ネロのように守りたいものがあるわけでもなく、自分の人生は何かをなし得るのかと不安に思っている彼の目には虚無が見えている
……ように感じました。

ネロに忠告もしながら確実に助けてくれるエスコバル。
エスコバルの助力を得ながら動くネロ。
……もう、私にはこれしか目に入らないくらい。
一体、普通のまっとうな観客は何を主眼にみているのでしょうか(爆)

チャモロをやっと逃し、港へ辿り着いた2人。
上手から出てきて左右の柱の陰から辺りをうかがうのですが、エスコバルは具合が悪そう! ああ~私、深い傷を負って苦痛に顔をゆがめる男のひとに弱いのです。なんで?なんで水さんじゃないの?(前作「外伝ベルばら」ではツボりましたが) 戯れ言とはいえ中○梓さまからサドと評されたわたくし、嗜好はまったく変わりません(バカ)。
「あらゆる死を覚悟しろ、は部下の死もそうだろ」と、自分を置いていけと言い放つエスコバルに「お前は部下なんかじゃないーーっ!」と語尾を伸ばすネロ。クールなネロがそういう言い方をすると唯一の友に対する甘えというか男のかわいさが際だちます。

余談ですが、エスコバルが撃たれていることに気付いたネロが傷口を探し、止血をします。長女は「止血は禁じ手」とかほざきましたが……。確かに、そそられますよね~。

エスコバルのネックレスをひきちぎり、もらっていくぞ、というネロに「ひでぇやつだ……」とエスコバル。この一言には、まだ死んでいないのに形見のように……という意味合いと、嬉しさが入り交じっていますよね。ここまで表現できる男役が揃っている組ってあるかしら?? と、目と心が曇っている私は断言するところであります!

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